このたびの地震はもうなんと言っていいのやら……。
まずはこの地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
ひさしぶりの記事は、緊急時に必要な持ち物についてです。
スイス政府がスイス国民向けに作成した民間防衛という本があります。
戦争が起きた場合を想定した本なのですが、
災害時の対策にいろいろと応用することのできる良書です。
これの翻訳版が家にあったので、
必要そうなところだけ読み直してみました。
評価:
藤井 孝一 クロスメディアパブリッシング ¥ 1,470 (2007-04) |
起業する場合の心構えについて語った本。
サラリーマンをしながらでも、充分役に立つノウハウが詰まっています。
個人で始めた事業が軌道に乗ってきたが、どうもひとりでは手が回らない。そのときにどうやって仕事を振るかによってサラリーマンマインドを持っている企業家と本当の企業家は、対応の仕方が異なってくると思います。
サラリーマンマインドを持っていると断わってしまうが、本当の企業家は人を雇ってでも続けようとするんだとか。
たしかにその延長線上に会社ってものがあるのかも?
現状の生活を変える意志もない中で、何かを成し遂げようと考える時点で問題です。このような状況では、仮に空いた時間で何かをやろうとしても甘えが出ます。
たしかに「今週は忙しかったから」とか「上司や先輩に飲みに誘われたから」とか言い訳するのは、
現状を変えずにやろうとしているからなのかも。
なかなか重みのある台詞だな。
昼は「年間20冊の単行本刊行ノルマ」をこなすスピード編集者であり、
夜と休日はフリーライターとして活躍する中井 紀之さんの本。
20年以上活躍しているという、その年数も貫禄がある。
中井さんが言う「時間がない」という人たちの特徴は
(1)いつも仕事を後回しにして、期日ギリギリになってから始める
(2)「これで仕事は完了」という明確なゴールラインを決めていない
(3)必要以上に考えすぎて準備や整理に時間がかかり、頭の中と机の上が大混乱
え〜と・・・・それ、私のことですか? (^^;
どきりとした人には良書だと思います。
タイトルにもなっている3つの習慣とは、
(1)先延ばしにする言い訳を考えないで、今すぐ始める。 = 「今すぐ」
(2)期日に遅れない。早く終わらせてその仕事を、忘れる。 =「キッパリ」
(3)机の上を「頭の中」と思って、整理する。=「シンプル」
中井さんの経験なども交えて、実践的な方法が記載されています。
「大きな一歩」にこだわるから、スタートできない。
「小さな一歩」なら、頑張らなくても踏み出せる。
1分から2分の「小さな時間」なら、どんなにいそがしくても見つかるはず、とのこと。
確かに1〜2分の時間も取れないほど忙しいことって、
あんまりないかなぁ。
啓発本のなかでも、宗教寄りというか、スピリチュアル寄りの内容。
あまりスピリチュアル系は好きではないのですが、
それを差し引いてもなかなかの良書。
スピリチュアル好きなら、もっと評価も高いのでは?
「なにがあろうとくじけない」と口にすれば、夢の実現を確かな意志で加速させることができます。
「だったらいいな」よりは、「くじけない!」って言うほうがやる気は出るよね。
誰かの言動が「気に障った」としたら、それはたいてい、利用されたり、不当に責められたり、ひどい扱いを受けて傷ついたり、腹が立ったりした昔の体験がよみがえったからです。
些細なことに腹が立つときって、その通りかもしれない!
人生で出会う人はみな、それぞれの持てる力で、できる限りのことをしているのです。(中略)もっと与えてくれて当然と思うかもしれないし、その通りかもしれません。でも、その人に与える能力がなければ仕方がありません
他人を許すための考え方。
たしかに許すってことは「仕方ない」って考えることなのかも。
目標を達成するための実行可能なスケジュールを作りましょう。12ヶ月かかると思ったら、16ヶ月用意します。休む時間を取りましょう。(中略)ほかの領域にも注意を向けることができ、同時に計画を実行できるスケジュールを選びましょう。
実現を望むなら、現実的なスケジュールを立てる。
それには休みの分の時間も必要。
エネルギーは注意を向けた場所に流れます。(中略)望まないことではなく、望むことに注意を合わせ続けましょう。
悪いことはつい注目してしまうけれど、
望むことがなんであるかを忘れないように注目するのは大事だよね。
うまくいってない状況に共通点はありませんか。自分自身に目を向けるべきことがあるのかもしれません。(中略)不満を言う代わりに、問題に荷担するようなことを自分がしていないか、立ち止まって検証するほうが効果的です。
たしかに同じようなことが続くときは、理由があるのかも。
連絡がマメじゃないとか、わかりづらい説明をしているとか。
あと、ピンポイントで紹介できる文章がなかったのですが、「そういう状況にある自分を許す、認めてあげる」という考え方はいいなと思いました。
自己を犠牲にしすぎる行きすぎた協調によって、逆に成果が出せないで悩んでいる人が最近増えているのではないかと危惧しています。(中略)環境に自分を無理に合わせていくのではなく、自分の好きをとことん極めていき、自分に最適な環境を逆に見つける。(中略)その考え方を多くの人に伝えたくて、本書を執筆しました。
電車のなかで無意識に見ている広告はなに?
ジャンプする前に、やらなくて後悔しないか? 最悪の事態を想定しているか? を自らに問いかけよう。
「できる人」のマネは、継続性を考えるとやめたほうがいい。
成果が出ないのは能力がないからではなく、正しい方向に能力を活かしていないだけなのです。
あせらず正しい方向に正しい方向で続けていれば必ず成果が出ます。大切なのは、結論を急がないことです。仕事も人生と同じ長距離走であることを忘れないでください。
残業、減らしたいなぁ、と思って読み始めた本。
残業を減らすためのノウハウ本というよりは、
仕事ができる人の思考について書かれた本。
目的はあまり達成できなかったけど、切り口としては面白かった。
「残業したほうがいい」「しないほうがいい」という問題ではないのです。「自分の仕事」にとって有利なほうを選択すれば、当然、「自分の仕事」にプラスのほうに道が開けていく、という単純なことです。
残業=悪、という構図がある(少なくとも、この本を手に取る人の多くはそう思っている)けれど、
自分にとって有利になるなら残業はしたほうがいいし、
そうでないのなら残業なんかしないほうがいい。
残業に善悪があるのではなく、シチュエーションによって異なっており、
仕事のできる人はそれを見極めて、自分にとってプラスになるほうを選択している。
なるほど、なるほど!
”自分のため”と考えるならば、上司の言うことも上手に聞いておいたほうが戦略上、優位になります。
よって、上司の顔も半分は立てておきながら、一方で自分にトクになるような運び方を最優先で模索する
たしかに上司と衝突ばかりしている人は、上司が障害となって仕事ができない。
かといって上司の言いなりでも、仕事ができない。
顔を立てながら、自分が有利になるようにというのは、win-winの関係に近いのかな?
「仕事ができる人」は、最初に「仕方ないか」とあきらめさせてしまって、あとづけで”ウィン-ウィン”として納得にいたることを頭に描くのです。
上司が反対している企画などを通すための考え方なのですが、
これ、凡人の私にはけっこう難しい(笑)
上司が反対しているプランを
反対している理由を切り崩しながら(切り崩すことで「仕方ない」と思わせる!)
やり遂げてしまう。(でも上司は一貫して反対姿勢!)
自分なら心が折れるなぁ。
これができる人はすごいと感服。
「仕事ができる人」たちの発想は、最初から違うのです。
”気が合わない相手”や”イヤな相手”と仲良くしようなんて、考えていないのです。
それより重要なことは、”大切な相手”をどれだけ大切にできるか、ということです。
なんか人を選別しているようで微妙な表現なのですが、
これはなかなか、言い得て妙かと。
気が合わない相手と仲良くなろうと努力するくらいなら、
気が合う相手と仲良くなろうとしたほうが費用対効果がいいとのことなのです。
そりゃあ、そうだろうという気がします。
割り切って考えられるかどうかが境界線なのでしょうけど。
ルンバについて、初回お掃除編です。
昨日の記事、購入編はこちら。
もう何回も走行済みなのですが、
わかりやすいよう、時系列に紹介していこうと思います。
購入日当日。
絶縁シートを引き抜き、クッションラバーを取り付けてから、
充電用のホームベースにルンバを設置。
買ったお店の店員のお兄さんに「1時間くらい充電してくださいね」と言われていたので、
指示通り1時間充電してから、電源をオン!
軽快な電子オンで返事をすると、ルンバは颯爽と部屋の掃除を開始したのです。
(クリックで拡大)
「もし、神様がいるなら、私は捧げるものは何もないけれど、時間ならあります。私の時間を捧げますから、私に結果をください」
問題に直面しても、
「ああ、問題くん、こんにちは。また階段を上るチャンスをありがとう。問題は解決するためにあるから必ず解いてみるね」
と、大きく構えて、笑顔で向かってみてください。
そうすると問題は、
「おお、君は僕を認めてくれるの? ありがとう。僕は認めてもらうとね、名前が『挑戦』と変わるんだよ」
と言ってくれるはずです。
陽転思考を身につけると、運がどんどんよくなります。
それは悩む時間が少なくなるぶん、前へ進む時間が多くなるからだと思うのです。進む時間が多ければ、チャンスに巡り合うことが多くなります。
目標達成というご褒美を受け取るには、自分の中にそれを受け取れるだけの大きな器が必要です。試練や挫折は、その大きな器づくりに欠かせないものなのです。
「まあ、今回はダメだったけど、これはこれでちょっと棚上げしておこう。時期がきたらきっと花が咲くよ」と信じて、くよくよしないで次の目標に向かうのです。
中国には「五香の儀式」というものがあって、生まれたばかりの赤ちゃんに「酢」「塩」「苦い薬」「トゲのあるカギカズラ」「砂糖」の順になめさせるのだそうです。これからの人生は「酸っぱくて」「塩からくて」「苦くて」「痛い」ものだけど、そのあとには「甘い」ものもあるよ、と教えるのだそうです。